2024年9月12日木曜日

複数アカウントはオンラインゲームの癌

 オンラインゲームと言っても無数にあるので、ここでは私がある程度詳しいFF11の複数アカウント事情について語ります。なお、この記事は客観を装いつつもかなりの私怨と偏見を込めて書かれているので、注意してください。


まず、複数アカウントをひとりで持つことがなぜ問題なのか。これを規約違反としているゲームはほとんどありません。あっても悪質な場合のみBAN対象とするといった消極的なケースだけです。FF11でも規約違反にはあたりません。では、どこが問題であるのか。それを考えていきましょう。


FF11はパーティプレイを想定したシステムとなっています。1PTの上限人数は6人。これが各コンテンツのおおまかな基本単位です。コンテンツの入場条件が複数名でPTを組むことになっているところも少なくありません。お気づきの方もおられるかもしれません。ひとりで複数のキャラクターを持つ利点のひとつがここにあります。複数アカウントを利用してコンテンツに入場し利益をあげる。プレイスタイルのひとつとして浸透している手法です。だが、これは問題であるんでしょうか。答えはNOですが、私が思うに、それはもっと根深い部分にあります。


例えばひとりの人間がふたりのキャラクターを操作する。当然操作量は二倍になります。キャラクターが増えれば増えるほど、それはより複雑になっていくでしょう。これではゲームどころではありません。しかし、ここで「ツール」の存在が浮かび上がります。FF11の場合、ふたつのアカウントをひとつのパソコンで処理するツール、複数のキャラクターにコマンドを送信するツールなどがあるそうです。私が知らないだけで他にも様々なツールがあるでしょう。本来は便利なものですが、外部ツールの使用はFF11では規約違反行為のBAN対象です。それでも、こういったツールに手を出し操作効率を上げる。複数アカウント所持者に多い傾向です。問題点1。


多人数参加のコンテンツにおいて、ふたりのキャラクターを持って参加し、ひとりのキャラクターの操作に集中するあまりもう片方が棒立ち状態になる。しかし報酬の獲得権はふたり分要求する。そういった行為は嫌というほど見かけてきました。残念ながらこの手のプレイヤーは一定数存在します。マナー、モラルの欠如。問題点2。


ゲームを運営している側としては、複数アカウントは利益につながることもあり、その行動に対する処置が甘かったり黙認する場合が多いです。それを逆手にとり、ツール使用を続ける複数アカウント所持者。運営側の姿勢の甘さ。問題点3。


もちろん全ての複数アカウント所持者がこれらに該当するわけではありません。単一アカウントであっても規約違反行為を行うプレイヤーは存在します。しかし、最近のFF11をプレイしていて感じたのは残念なことに複数アカウントに対する嫌悪だけです。以前、こんな経験をしました。https://yonkill.blogspot.com/2023/12/blog-post.html

この体験が、こういったことを書くに至る決定打になったように思います。ちなみに、複数アカウントは省略して「複垢」と呼ばれます。嫌悪と自嘲が入り混じった、実に不快で汚らしい、醜悪な垢共にはピッタリの表現です。


複数アカウントの操作を楽にするためにツールに手を出すプレイヤー、それを利益のために見て見ぬふりをする運営、そんな構図に辟易してゲームを去っていくプレイヤー。FF11はそんなゲームになってしまいました。私はそんなゲームをやめられずにいつまで続けるんでしょう。

0 件のコメント:

【FF11】IL119の両手刀についての所感

 持っていない刀も多いのですが所謂最強武器群の両手刀についての使用感みたいなものです。未所持のものについては妄想です。 所持 ・童子切安綱 イオニックウェポン。連携が成立する場面では最もオススメ。ソロではだいたいこれを使っています。倍撃こそありませんが、究極連携はかなり強力です。...